宿の名前の由来は?
快晴の福岡県糸島市よりこんにちは。
あなたの宮本勝也です。
「宿を始めたきっかけは?」と同じくらい、よく聞かれるのは、
「宿の名前はどうやってきめたの?」です。
ゲストハウスをやっている人は 永い時間を費やして、いろいろ悩んで、
こだわってつけていると思います。
小春も もちろんそうです。
「名は体を表す」ですからね。
でも世の中にはいろんな心ないことをいう人がいます。
「むかしのおんなのなまえじゃろう」
「スナックこはる」のママとできてんのとちゃうか。など。
これはかわいい勘違いでしたが、看板犬の名前に間違えられたこともありましたっけ。
「ガク」という名前でもう死んでしまいましたが、次に飼うときは名前を「こはる」に
しようと思いました。
ここで勘のいい人はもうお気づきですね。
「奥さんの名前でしょ」
BUBU---- 違います。
適当な性格の私のことです。
あまり深く考えることなく、こだわりもないです。
だから聞かれるたびにその時の気分で違うこと言っています。
いちばんよくでるフレーズは
「まるで小春日和のように優しくあなたを包み込み、旅の疲れを癒して
次の旅への活力になるよう、オアシスのような宿を目指して小春と名付けました。」
これを言うと大概 「気持ちわる」と言われます。
なので、たまにこれも使います。
「井上陽水の「小春おばさん」って曲があるじゃろう。わし、あの歌がぶち好きなんよ。
あれ聞きよると わし涙が止まらんようになるんよ。
これはのう、わしがこまいころ田舎のばあちゃんちによう遊びに行って、ようけ可愛が
ってもろたけのう・・・もう死んでしもうたけど・・・名前が春子言うんよのう。
じゃけぇ、旅人がきんさったときに優しくしてあげられるよう、小春ってつけんたん
よ。」
これを言うと暗くなってしまうので、
こういうのもあります。
「実は身近な大切な人に「はる」のつく人が多かとです。
春子 ハルノ 春次 千春
そんやけんつけたとです。」
何にも考えてない人と思われるのでこれはあまり使わない。
友達が鉄拳の映画「振り子」の心晴(こはる)からとったのか
言うので、これもバリエーションに加えておこう。
そういうことで、ゲストさんが自分の中に自分の「小春」も持って、また旅を続けられたらと思います。
なんとカッコイイおち。